会社員との両立

40代からの転職~損保事務~ゼネコン系と不動産系代理店

様々な保険代理店がある中でダントツお勧めなのが、このゼネコン系保険代理店と不動産系保険代理店です。ただし不動産系代理店には沢山の種別があるため、お勧めなのが、デベロッパー系の代理店です。デベロッパーで代理店を保有していない会社は、子会社の販売系あるいは管理会社系の代理店で保険をカバーしていますので、大手から中堅クラスのデベロッパー系代理店は構図がややこしいですが、理解するとなんてことはありません。わかりやすくその辺もご紹介できたらと思います。

資格なし、スキル無しならゼネコン系保険代理店

ではなぜ、ゼネコン系代理店はお勧めかというと、主として扱う種目が馴染みがない「建設工事保険」とちょっと難しめの「賠償責任保険」になるからです。

しかしながらこの「建設工事保険(通称:建工)」はとてもシンプルで分かりやすい保険にもかかわらず生活に密着していない事柄なので敬遠しがちです。一般的に損害保険では、自動車保険や火災保険が主流なので、建工なんてなに???になる種目で誰もがわからないのですが、実はメッチャ簡単な種目です。出来る人が少ない種目ですから穴場なのです。

ゼネコンは建設物を建築するのが仕事ですから、デベロッパー等の発注者と契約をする際に、「約束された完成物を約束した期限」に納品することが求められます。

ところが火災や、悪戯、ミスなどの理由により契約上の決めた事柄が履行されない場合があり、それをリスクヘッジする必要があり建設工事保険等が登場するわけです。

建設工事における「建設工事保険」の必要性

建設工事保険はモノ保険になり、建築物(ビルやマンション、一戸建て等)に損害が発生した場合におりる保険です。

例えば、

  • 火災によって建設中の建物に損害が発生した
  • 落下物により建設中の建物に損害が発生したなど

以前あったのでわかりやすいのは、断熱材を入れている作業中に、バーナーの火が燃え移り、あっという間に断熱材が燃えた、大きな事故がありましたね。都心のビルでしたが、昼間の大惨事だったため、ニュースでも大きく取り上げられました。

契約形態は、契約者:ゼネコン、被保険者:ゼネコン、何かあった際の保険金を手にするのもゼネコンです。言わば、自分のために加入することになるのです。

工事を請け負うゼネコン会社は、発注元のデベロッパー等から、建設工事保険に必ず加入してね、と文書で契約しているケースが多いので、ほぼほぼマストで加入します。

しかしながら数億円程度の建物建設工事になると、何かあってもキャッシュで払えるから、建工に加入しないというケースも実はあります。(契約上はまずいと思いますが・・・)

建設工事保険における「賠償責任保険」の必要性

賠償責任保険(通称:賠責)に関しては、たとえ小さな案件であっても、ほとんどの現場で賠責を加入します。

賠償責任保険とはどんな時に払われる保険なのでしょうか。建設工事での事象はこんな感じです。

  • 工事現場を囲っていたフェンスが倒れ、通行人に怪我をさせてしまった
  • クレーンが倒れ、通行人を死亡させてしまった
  • 工事の最中に誤って、隣のビルの壁を壊してしまった
  • 工事現場上部から材料を落としてしまい、下に駐車していた車を大破させた

等です。

実は良くあるんです。こういった事故が。

賠償責任保険とは、

賠償責任保険を簡単に言うと、「わざとやったわけではないけれど、他人の体や他人の持ち物に危害や損害をを与えてしまった場合に、弁償したり、補償したりする保険」です

賠償責任保険の難しさ

私は損害保険の種目の中で、1、2を争うほど難しいのが、この賠償責任保険だと思います。
理由は、「自分のミスで相手に損害を負わせてしまった」からです。
もっと平たく言えば、自分が加害者になり、相手の被害者がいるからです。
賠償責任保険は企業だけに当てはまるものでは全くなく、個人、つまりは私達の生活の中でも普通レベルであるリスクヘッジの保険です。

私達の生活の中に潜む賠償責任保険の事故事例

  • 自転車で通行人をはね怪我をさせてしまった
  • 飼い犬が他人を噛んで怪我をさせてしまった
  • 未就学児の我が子が、他人の車に悪戯して損害を与えてしまった
  • ボール遊びをしていたら、他人の窓ガラスを割ってしまった

建設工事保険を扱う、不動産系保険代理店

建工は元々、建物を建てて欲しいと発注する発注元が、発注先のゼネコンにかけさせる保険です。ですので、小さな町の工務店ではまず縁のない保険になります。ゼネコン系代理店の他、不動産系代理店で建工を扱うことが多いのが特徴です。

力関係で言うと、当然発注元のデベロッパーが強いので、ゼネコンに結構はかけてねと契約書で謳い、代理店はうちの子会社でね、が最も多いでしょう。

建設工事保険と賠償責任保険の保険料の出し方

<建設工事保険料の出し方>

細かいことはさておき、原則工事の請負金額です。つまりは10億の建物工事を依頼したのですから、MAX10億円ですよ・・という考えに基づいています。

<賠償責任保険料の出し方>

細かいことはさておき、何のリスクのためか、1事故にいくら迄の損害を担保したいのかで決まります。建設工事は1度事故が起きるとかなりの損額額になるため、1事故10億円担保というのも珍しくありません。

ちなみに一般家庭では、3000万円~1億円が主流です。

Pointを抑えれば、建工は簡単

建工は保険料を出すためにも聞く項目がさほど多くありません。保険料の県産シートもありますので、そこに入力すればあっという間に計算できます。

「見積」というボタンを押せばあっという間に見積書も出来ます。

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今おすすめの会社員は、損保事務・マーケティング・IT業界・製造業界の4択

コロナの脅威が増え、正社員でも切られている中これから会社員として残れる、あるいは残る価値がある職種をズバリ申し上げます。

損保事務

意外ですが、「スキルもない」「就業経験もあまりない」「年をとっている」などのハンデがあるならお勧めするのが、損保事務です。

景気が悪くなってもなくならないのが損害保険。生命保険は削られますが、損害保険は絶対に必要不可欠なのです。

例えば一般家庭ですと、「傷害保険」「自転車保険」「自動車保険」「火災保険・地震保険」です。特に自転車事故が絶えない昨今、自転車を購入する際は「自転車保険加入」が必須となっています。

企業は尚更、ビジネスをする上でリスクヘッジは重要なものです。上場しているとなると、ステークホルダーからリスクヘッジしてない会社への追及は厳しものがあります。物流会社では「自動車保険」「動産総合保険」「コンタミ保険」などが必要ですし、不動産会社や自社物件を所有していたり借りていれば、「火災保険」そして「賠償責任保険」が必須です。サイバーリスクから守る「サイバー保険」やゼネコンが加入する「建設工事保険」、輸出入にかかわる海上保険もあります。

どの会社にも業務を遂行する上で、必要となってくるのが「賠償責任保険」です。業務上に会社や社員が起こしてしまった損害に対して負う責任をリスクヘッジします。マンション管理組合にも個人にもかかわってくる責任なのですが、相手がいることで事象がややこしく、また解決にも時間が要するため専門的な知識が必要とされます。

マーケティング

会社員であっても、自営業であっても、「マーケティングスキル」がなければ、「相手が何を望んでいるのか」「世の中の動向」「場所の良し悪し」「売れるもの」「必要なもの」の判断が出来ません。

マーケティングスキルがあれば、より良い提案も出来ますし、自分のバリューも上がります。

何より起業する際に、どうしても必要なスキルになるため、会社員時代に会社のバックボーンや会社員であることを存分に利用し、給与をもらいながら培うのが賢いでしょう。

IT業界

コロナの影響のもと、非対面が推奨され、それは世界的にそういう方向に行くと思います。その中でITは全世界共通ですし、PCさえあれば場所を選ばずビジネスを行えます。エンジニア、WEB等、得意なあるいは好きなものから進めたほうが壁にぶち当たった際、突破できると思います。最短を行くのであれば、スクールに行くべきです。Time is Moneyです。

製造業界

ITは不向きだ・・・となると製造業です。ITは儲けられるのが天井になると思いますが、欠点がひとつあり、製造業であるメーカーがあってこそ、売れるツールを作ったり、インフラを整えたり、あるいはアフィリエイトとして販売することが出来、要は「モノ」がなければ、ITは何の役にも立たないことが多々あるからです。「サービス」を売りにしてそれをITに展開していても、製造⇒流通は人間として生きていくうえで、「モノを食べ」「水を飲み」「涙を流し」「排泄をする」「家に住み」「寝る」「出かける」といった営みには必ずモノが存在します。よって、ハード系のメーカーから、食品メーカーまで様々な製造業でマーケティングを学びながら修行し、「尖ったもの」が頭に浮かんで具現化出来たら、独立すればいいのです。もし「尖ったもの」がヒットしたら、すごいことになります。その代表が、「乃が美の食パン」や「ボローニャの缶deパン」です。

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